歩き方がおかしい。

で、今日は隊列を組んで20分ほど市街地を歩いたのですが、スカウトたちの歩き方がみんなおかしいということに気づきました。

まあ、いろんなパターンがあるのですが、

  • つま先だけで前のめりになって歩く。→踵をまったく使わない。猫背。
  • 足を引きずって歩く。→靴底がズルズル地面にこすれて音がする。膝を上げ(られ)ない。
  • 足裏が常に地面と並行。→足を引きずるパターンと似ています。

という感じで、足首や膝をほとんど動かさずに歩く子供の多いこと、多いこと。

つまり、これが正しい歩き方かどうかわかりませんが、

  1. 踵から着地
  2. 着地した足に少しずつ重心を移動
  3. 踵から少しずつ足裏全体を地面につけ、少しずつつま先方向へ接地圧を高める。
  4. 反対の踵の着地と同時につま先を離す。

という動きでなく、足をペタッ!ペタッ!と動かす子供がほとんどなのです。

基本的に、

  • 踵が固まって柔軟性がない。
  • 膝も固まって柔軟性がない。
  • 股関節が固まって柔軟性がない。

ということが、原因だと思うのですが、そういったことになってしまう原因は、

  • 全身のバランス感覚がないために足を棒のように緊張させて固めておかないと立てない。

からだと思うのです。

こういう身体のままだと、野外でのハードな活動で怪我をしやすくなるので、どうにかしたいとは思うのですが、歩くということは普段の生活の上で、非常にプリミティブな動作なため、月数回の活動でそれを直すのはなかなか難しいと思いました。

#それにたかだかデンリーダーがそういうことを保護者に言うのもどんなものかと考えてしまいます。

普段の活動のゲームなどの中でそういう感覚を見につけさせられれば理想的なんですが・・・。