SIDS(乳幼児突然死症候群)の原因はブルガダ症候群?

ここ2ヶ月くらいでSIDS(乳幼児突然死症候群)患者のブルガダ症候群有病率が高いという報告が立て続けになされています。

SIDS乳幼児突然死症候群とは?】
SIDSは新生児が突然死亡するもので、原因は「新生児は中脳にある呼吸中枢が未熟なために、睡眠中に無呼吸が発生することにより死亡に至る」と考えられています。
根本的な治療法はなく、病院や自宅でも呼吸が止まっているかどうかをモニタリングしたり、うつぶせに寝かせるのがよくないなどといわれています。
成長して呼吸中枢が成熟した発達をするまで待つしかないと考えられていますが、治療法や予防法の決定打がありません。


SIDSは乳幼児の死亡ということで、家族の離散や特に母親が心に受ける傷害が
社会的に問題になっている病気の一つでもあります。

これが、単なる呼吸中枢の未熟による無呼吸ではなく、副交感神経の亢進による
致死性不整脈発作による死亡で、心電図スクリーニングや遺伝子検査により、その
危険性が事前に予知できるとなると、社会的に与えるインパクトも全く変わってきます。

#さらにBrugada症候群の一部はアブレーション可能であるという報告もなされています。

ここ数カ月、1年くらいのスパンでブルガダ症候群をとりまく状況が激しく変化してきて
います。

#AEDの浸透により社会的な注目度もあがっています。

ブルガダ症候群やAEDなどについても、そのうちブログでテーマとして取り上げたいと思います。